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ニューヨークのSalon Art + Designから見るインテリアとしてのアート&デザインとアメリカのインテリアデザイナーの役割
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ニューヨークのSalon Art + Designから見るインテリアとしてのアート&デザインとアメリカのインテリアデザイナーの役割

インテリア・デザインとアートのフェア「Salon Art + Design」が2024年11月7日から11日まで5日間、ニューヨークのパーク・アーモリーで開催された。 「Salon Art + Design」は、マンハッタンのアッパー イースト サイドにあるパーク アベニュー アーモリーでセレクトされた国際的なギャラリーやスタジオがデザインやアートコレクションを展示するイベントで、アートとデザインの垣根を超えた珍しいフェアだ。           この投稿をInstagramで見る                       Salon Art + Design(@thesalonny)がシェアした投稿   毎年開催されるこのデザインとアートのショーケースは、かつてはマンハッタンのミッドタウンにあった武器庫だった場所で開催され、国際的な出展者が現代と歴史上の両方のクリエイターの作品を展示される。           この投稿をInstagramで見る                       Ryan Tiscareno(@theryantiscareno)がシェアした投稿   今年で13回目を迎える今回の展示会は、ギャラリー出展者数48、特別展示数7。小規模でありならもエントランスデザインの華やかさや歴史を感じさせる展示会場で、心地よい空間を生み出していた。 昨年の来場者から聞いた話では、今年はフランスからの出展者が多いのだとか...
メガギャラリーのペースが東京に進出。2024年春、麻布台ヒルズにギャラリースペースをオープン
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メガギャラリーのペースが東京に進出。2024年春、麻布台ヒルズにギャラリースペースをオープン

トーマス・ヘザウィック設計の麻布台ヒルズの低層エリアに、2024年春にオープンを予定しているペース・ギャラリー東京のイメージ © DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills 世界でもっとも巨大なギャラリーのひとつである「ペース」。今年11月に東京都心に開業する麻布台ヒルズ に、2024年春に日本初となるギャラリースペースをオープンすることが発表された。   ペースはニューヨークやロンドン、ジュネーブ、香港、ソウルなど、世界中に8つの拠点を持ち、 2019年にはニューヨーク・チェルシーに美術館規模の8階建てのグローバル本社をオープンし話題を呼んだ。1960年にアーニー・グリムシャーによって創立されて以来、 アレクサンダー・カルダーやウィレム・デ・クーニング、デイヴィッド・ホックニー、ジェフ・クーンズ、ソル・ルウィット、マーク・ロスコ 、ロバート・ラウシェンバーグなど、世界でもっとも影響力のある現代アーティストを数多く紹介しており、日本で活動するアーティストのなかでは、李禹煥、奈良美智、 名和晃平、チームラボなども取り扱っている。   新しい東京スペースは、イギリスの建築家でデザイナーのトーマス・ヘザウィック がデザインを手がけた麻布台ヒルズの低層エリアにオープンする予定。建物の3フロアにわたり、総面積510平米を超えるスペースを有するこのスペースは、東京のギャラリーのなかでも最大級のものとなる。   内装を手がけるのは、直島のシンボルのひとつである「直島パヴィリオン」や2013年、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオンをデザインした建築家・ 藤本壮介 。緩やかな丘陵をイメージにした建築の1階と2階には、総面積280平米におよぶ展示スペースが広が...
「DESIGNART TOKYO 2023 注目の展示」開催に先駆け一部公開
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「DESIGNART TOKYO 2023 注目の展示」開催に先駆け一部公開

世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションなどが多彩なプレゼンテーションが繰り広げられる日本最大級のデザイン&アートフェスティバルDESIGNART TOKYO (デザイナートトーキョー) 。 7年目となる今年は「Sparks 〜思考の解放〜」をテーマに掲げました。大きく変化した社会の中で、自身の中で生まれた発見や思考を開放するような、斬新なクリエイションが東京の街に集結します。本リリースでは注目の日本初展示や、DESIGNART TOKYOのために再編集された凱旋展示などを、開催に先駆け一部公開致します。 SaloneSatellite Award 2023 1st PRIZE受賞HONOKAが「TATAMI ReFAB PROJECT」を凱旋展示 今年4月にミラノサローネ国際家具見本市で開催された、35歳以下のデザイナーを対象とした展示「サローネサテリテ(SaloneSatellite) で「TATAMI ReFAB PROJECT」を発表し、SaloneSatellite Award 2023 1st PRIZEを受賞したデザインラボ「HONOKA」が、DESIGNART TOKYO 2023にて凱旋で作品を展示します。「Tatami Refab Project」は、大型3Dプリント技術を用いて、畳を現代の暮らしに編み直すプロジェクト。使い終えた畳や廃棄される原料を生分解性樹脂と混ぜ合わせ、新たな魅力を持つ家具を制作しました。古くから日本で愛されてきた畳の魅力を次世代へ発信していくプロジェクトとして、世界中から注目を集めています。 HONOKA https://honoka-lab.jp/有志のプロダクトデザイナーによるデザインラボ。3Dプリントをはじめとする次世代の製法を研究・活用し...
ZAMAが空気と音の質を整えるインテリアウォールアート「Leaf」を発表
Art, Design

ZAMAが空気と音の質を整えるインテリアウォールアート「Leaf」を発表

世界限定で300個を制作 先駆けて100個数量限定で予約受付け開始 Molfoは建築建材をインテリアとして、だれでも簡単に設置できる音響壁装材ブランドZAMAの新作「Leaf」をMakuakeにて予約販売を開始した。「Leaf」は日本が世界に誇る技術である光触媒加工を標準で施したインテリアウォールアートで、同時に抗菌・除菌・防かび・消臭効果が期待できる。 アート + 空気 + 音に注目した新しい価値空間の提案 パネル本体は、天然素材を中心として作られる遮音シート付き建築防音下地材を使用しており、吸音・防音・吸放湿性・断熱性などの効果が期待できる。青々と茂った蔦の葉を想起させる表情は、ヘンプ生地を使いハンドクチュールで制作され、まるで森の木ような働きのあるボタニカルモチーフのウォールアートとなっている。 「Leaf」7つの特徴 1.光触媒加工による抗菌・除菌・防かび・消臭 光で抗菌・除菌・消臭する光触媒加工をし、太陽の光、蛍光灯でも同じ効果を得られる。光を当てることにより、「分解力」と「親水性」の作用を発揮する。 2.天然素材を使用した建築防音下地材を使用による吸音・防音・吸放湿性・断熱性 建築防音材を使用し、吸音材で遮音材をはさむという理想的な防音の構造に近づけたパネル状のもの。 3.ワンタッチで設置可能 金属プレートを壁に設置し、パネル裏のマグネットを金属プレートにワンタッチで取り付け完了。施工工事なしで簡単に取り外しができる。 4.NFT証明書が全てに付属。アートとしての信頼性 ZAMAのウォールアートはNFT証明書が全てに付属している。所有者からの同意を得られれば、ZAMAアートを集めて、将来、巨大なモザイクアートができるなど、ビッグピクチャーを作ることも可能。 ...
空想と現実を行き交う摩訶不思議な世界。国内外から注目を集める画家 網代幸介の作品展をアルフレックス東京で開催中
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空想と現実を行き交う摩訶不思議な世界。国内外から注目を集める画家 網代幸介の作品展をアルフレックス東京で開催中

古代文明や神話、寓話などから影響を受け、独自の物語を題材とした作品を制作している網代幸介。その作品展「Sally」が恵比寿・アルフレックス東京で開催されている。会期は8月10日まで。 アルフレックスジャパンがアートとインテリアの心地良い関係を提案する企画「LIFE with ART project」。 恵比寿にあるアルフレックス東京にて、国内外から注目を集める画家 網代幸介(あじろこうすけ)の作品展を開催中。空想と現実を行き交いながら網代幸介がキャンバスに繰り広げる摩訶不思議な世界は、ダークな雰囲気をまといながらも、どこか愛らしくユーモラス。見る人々を魅了してやまないこの世ならぬ物語を、アルフレックス東京で楽しめる。 サリーの誘惑/acrylic on wood/21×28cm/2023年  本展では、「網代が創造し続けた『サリー王朝』の品々」を紹介。サリー王朝について、本展のステートメントで次のように述べている。 「サリー王朝」は前100年から中世まで栄えた文明です。その王朝話は、神話などに描かれてきましたが、近年の発掘により、サリー王朝は実在することがわかったのです。サリーは元は人間で占い師、設計士でした。彼女は王の命で天までそびえる巨大な塔を建設しましたが、それが天上の神ロロの逆鱗に触れ、塔は破壊され、王朝は一度滅亡しました。サリーは民を引き連れ、新たな地に「サリー王朝」を築きました。やがて自らを地上の神と名乗り、ほかの神々を崇拝することを禁じました。ロロは再び激怒し、かみなりの矛で世界を真っ二つにしてしまいました。こうして、天上(楽園)と地上(現実)二つの世界が誕生し、神々と人間を交えた争いは王朝が滅亡するまでつづいたのです。 ー 網代 幸介 きみの夢わたしの夢/acryli...
現代アートの祭典アートウィーク東京がラインナップを発表。「AWT FOCUS」など多彩な新企画を予定
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現代アートの祭典アートウィーク東京がラインナップを発表。「AWT FOCUS」など多彩な新企画を予定

昨年本格的にローンチされた「アートウィーク東京(AWT)」が、今年の参加者ラインナップやプログラムを発表した。都内の11の施設と39のギャラリーが参加を予定している。会期は11月2日〜5日。  今年のAWTは3年連続でアート・バーゼルの協力を得て開催。11の施設と39のギャラリーが参加する予定だ。東京国立近代美術館や東京都現代美術館、森美術館など、日本のアートシーンを牽引する美術館のほか、銀座メゾンエルメス フォーラム、資生堂ギャラリーのような企業が運営する施設も名を連ねる。 会期中に運⾏する無料シャトルバス《AWT BUS》では、東京の現代アートを牽引するアートスペースに加え、本年新たに⽴ち上がる「買える展覧会」《AWT FOCUS》や、国際的なキュレーターが厳選した映像作品を上映する《AWT VIDEO》、アーティストとのコラボレーションカクテルや気鋭のシェフが⼿掛ける料理を提供する《AWT BAR》など、都内各地で開催するプログラムを巡ることができる。また、次世代のアートコレクター育成プログラムや、国際的に活躍するキュレーターを招聘するシンポジウム、⼦どもや学⽣向けの展覧会ツアーなどさまざまなコンテンツを通して、東京そして⽇本のアートシーンを国内外に発信します。 今年参加する東京のアートシーンの多様性を反映した39ギャラリーは、⽇本の現代アートの草分けとしてその歴史を紡いできた東京画廊+BTAP(銀座)をはじめ、ギャラリー⼩柳(銀座)、タカ・イシイギャラリー(六本⽊)、オオタファインアーツ(六本⽊)、スカイザバスハウス(根津)が昨年に引き続き参加するほか、今年は⼩⼭登美夫ギャラリー(六本⽊)、シュウゴアーツ(六本⽊)の2つの⽼舗ギャラリーも加わる。 スカイザバスハウス外観...